ひそかに先々週に購入したPSPのソフト「クライシスコア ファイナルファンタジーVII」をクリアしたのであります。
久々に泣ける演出だった。
FFVIIコンピレーション作品第4弾。
プレイ時間20時間ちょっとで終わってしまった。意外と短かった。
難易度も低め。
なかなかストーリーが良かったです。
FFVIIであまり語られなかった重要人物であるザックスが主人公。
FFVIIインターナショナルではザックスに関するイベントが少しだけ追加されて余計気になっていたけど、謎だった部分が今作で結構分かりましたよ。
クラウドの初期装備バスターソードがなぜ処分不能だったのかとか、セフィロスが復讐に乗り出すまでの経緯とか。
結末は大体わかっていたけど、予想以上の演出にラストバトルの途中で涙がこみ上げてきてしまいました。
ちなみに本作は本編に直結する話だったから面白いと思ったけど、他のコンピレーションタイトルは外伝っぽい内容だからあんまり気にならなかったりする。
まぁ、でもアドベントチルドレンは映像的に見応え有りそうだから見てみようかなとはちょっと思うけど。。。
以下ちょっとネタバレ。
FFVIIインターナショナルで少し語られたニブルヘイム事件が細かく描かれていた。
やはりクラウドは並じゃなかった。セフィロスがたじろぐほどのタフさ。
あの強さはどこからきたのだろうか。
さて、辛くもセフィロスを倒したザックスとクラウドの2人は宝条の実験サンプルにされてしまう。
なんとか2人は逃げ出すが、クラウドは魔晄中毒で「あぅ」としか言えない状態。
魔晄漬けになったクラウドの服のかわりに、たまたま神羅屋敷のたんすにあったソルジャー1stの服を着させる。
これがFFVIIでクラウドがソルジャーの服を着ていた理由だった。
逃亡の最中にクラウドのS細胞を手に入れようとするジェネシス等と遭遇する。
彼の真の目的は星に還る事だった。(と思われ)
そして、ザックスはその押し付けられた面倒な戦いに勝利を収める。
それからザックスはクラウドと共にひたすらミッドガルを目指す。
長き逃亡劇の末についにミッドガルを目前としたところで神羅兵の大軍に包囲されてしまう。
動けないクラウドをかばう為、一人で立ち向かうザックス。
…夢を抱きしめろ そしてどんな時でもソルジャーの誇りは手放すな
「いらっしゃいませーー!」
死を覚悟しても最後までザックスらしいセリフ。
次々と神羅兵をなぎ倒すが多勢に無勢な状況下、流石のザックスも限界が近付く。
そして走馬灯の様に記憶が流れ、次第にD.M.Wのリールが壊れていく。
力尽きる寸前、回転がままならないD.M.Wの最後に揃ったエアリスも消滅してしまう。
意識を取り戻したクラウドは血の海に倒れているザックスからバスターソードを託される。
「お前が…俺の生きた証… 俺の誇りや夢…全部やる」
届かぬ88通の手紙を読むことも無く、息を引き取る。
「ありがとう…忘れない」
そして、バスターソードを引きずりながら歩いていくクラウド。
ザックスは光の中から差し出された手をとる。
「なぁ…俺、英雄になれたかな?」
スタッフロールはFFVIIのBGMメドレーが流れる。
そして、FFVIIのOPをリメイクしたムービーが流れる。
そこには列車の上で大剣を額に当てている金髪の男。
「俺はクラウド ソルジャー クラス 1st」
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