PHPには標準でPEARと呼ばれるライブラリパッケージが付いている。
もともとPHPには便利な関数がたくさんあるので今まで気にしていなかったが、
いざ調べてみるとこれまた非常に便利。
とりあえず、データベースの操作ができるPEAR::DBを利用してみる。
まずはインストール。
以下のコマンドを実行するだけ。(Windows版ではあらかじめパッケージマネージャを導入しなければならない)
# pear install DB
すると以下のような結果になれば完了。
downloading DB-1.7.6.tgz ...
Starting to download DB-1.7.6.tgz (124,807 bytes)
............................done: 124,807 bytes
install ok: channel://pear.php.net/DB-1.7.6
#
そしたらテスト用のソースを書いた。
なんか参考書の内容とほぼ同じだけど…まあ、他に書き様がないからw
require_once(“DB.php”);
// 接続オプションパラメータ
$params = array(“autofree”=>TRUE, “portability”=>DB_PORTABILITY_ALL);
// DB接続
$db = DB::connect(“pgsql://username:password@localhost/dbname”, $params);
// 接続エラーの検出
if(DB::isError($db)) die (“接続エラー:”.$db->getMessage());
print(“データベースの接続に成功しました。”);
// 最後に切断
$db->disconnect();
結果
データベースの接続に成功しました。
はい、成功ですね。
いやー簡単、簡単。ってどこがいいのかわからんて?
これの最大の利点はDBの種類の違いを吸収できることかね。
接続時の引数で今回は「pgsql
」を指定したけどこれを「sqlite
」にすればSQLiteの使用が可能になる。
あとのクエリ発行等のメソッドは同じ名前だからDBの変更があったときも初期化時をちょこっと変えるだけでほとんど対応可能。
クエリ発行もこやつのメソッドを使いこなせれば生のSQLを書かなくても済んでしまうそうだ。
さて、昨日初めて『Pocket詳解 PHP辞典』なるPHPの参考書を買ったのだが(図書券があまっていたので)、出版は秀和システム。
俺の好きな本て秀和システムが多いな。(Delphi本とか)
PHPやるときはこういう本が一冊あると便利やね。
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