今までサーバとして稼働していた玄箱は老朽化の為に引退した。
替わりに導入したのはPico-ITXマザーの超小型PC/AT互換機
Pico-ITXは2.5インチハードディスクと同程度の面積しか無い小型のマザーボード規格である。
今のところVIAの『EPIA PX10000G』しか発売されていないようだ。
ケースもまだ一つしか登場しておらず。自作がもっとも有用な手段となっている。
自分は唯一売られている『GS-L08』というケースを採用してみた。
中には2.5インチドライブベイが一つ用意されているのだが。。。
取り付け位置が悪くてマトモにやろうとするとケーブルが繋げられないという非常に深刻な問題に気がついた。
たしか購入した某店ではHDD搭載可能と謳っていたぞ。
しかし後発で売り出し始めたT-ZONEなどの店では「高温の為2,5インチHDDは保障対象外」と表示している。
それ以前にこれじゃHDDは取り付けられないっての。
ではなんの為にあるのかと?
どうやらフラッシュメディアのドライブを搭載するためにあるらしい。(主にCFとか)
流石に半導体メディアは書き換え回数に制限がある上にコストが高いからなんとかHDDを内蔵したい。
まずは固定金具を取り付けずコネクタだけつないでケース内に放置してみた。
これでいいかなと思ったが、このケースはファンレスな上に密閉されているのでケース内はかなり高温になってる模様。
試しにちょっとこの状態で運用テストしていたが、昼間はかなり熱くなるので別の策を練る必要がある。
USBやeSATAによる外付けも考えたが、バスパワーでは電力不足であり、ACアダプタの使用が必須になる。
そうなるとコンセントをわざわざHDDの為に確保しなくてはならなくなるからかさばる。
そこで考えたのが内臓の電源コネクタを使用する方法。
4ピンのミニサイズ電源コネクタとSATA用電源コネクタが内蔵されているのでこれらをケース後部に設けられたシリアルポート用の穴から外に引き出して使う。
結局外付けでも内臓電源が使えるなら3.5HDDでも電力は足りる。
ということで思い切って生のSATA3.5HDDを外付けすることにした。
さすがに裸のままでは格好悪いので何かケースに入れようとしたところ、センチュリーの『裸族の弁当箱』が
条件にぴったり。早速購入。
購入店であるソフマップの保障書がサイズぴったりだったのでHDDと合わせて同梱しておくことにしたw
電源ケーブルは4ピンのミニコネクタをSATA用に変換するケーブルで外に引っ張り出す。
SATAはそのまま20cm長のケーブルでいい具合に引き出せる。
そして接続、起動してみる。
動作良好。放熱も十分そうだ。
なんと本体を弁当箱の上に載せるとぴったりだ。これはセット販売してもいいのではないか?
非常にマッチしているのでこれに決定。
というわけで現在はこんなやつが我が家でVineLinux4.1を搭載して稼動しているのであります。
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